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クソ教師だが、お楽しみ会が本当に不要なのか、クソなりにマジで考えた。

どうも。

みなさんは、学生時代「お楽しみ会」というものをしたことがありますか。

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「あ~、フルーツバスケットとかする、あれね。」

 

そう。

子どものテンションがバカ高くなる、あのお楽しみ会です。

 

ここでは、転校生や、教育実習生が来た時に行う特別なものではなく、子どもたちとの日々の生活の中で、子どもたちの声で行われるものをさします。

 

低学年の場合、教師が中心となって仕切る場合もあるでしょうが、基本的には子どもたちが中心となって行うでしょう。僕も、子どもの頃から、教師になった今まで、毎年のように参加し、指導してきました。

 

しかし、近年教育界では「お楽しみ会は不必要だ!」の声が挙がり始めています。

 

僕は、お楽しみ会大好きクソ教師として、ここに一石投じたいわけです。

 

そこで、当記事では、改めてこの「お楽しみ会」について、その必要性について、特に挙げられる問題点から、良さと悪さの両面を真剣に考えていこうと思います。

 

 

1.時数足りないだろう!問題

教育は、当然カリキュラムに沿って行われていきます。

特に、日本では厳しい検定を潜り抜けた教科書を使い学習しなければなりません。

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算数では「掛け算」をできるようになる必要があったり、国語では朗読を学習するために宮沢賢治の作品を学んだり、現在では英語もその中に入っています。

そして、教科が新たに増えるということで、今後、ほとんどの学校ではすべての日程が6限になる予定です。

 

それほど、現在の教育は日程や時間に余裕がありません。

休み時間を5分にして、余剰時間を学習に充てる学校も当たり前になってきました。

 

そんな中、お楽しみ会をするとは何事か!!

 

というわけです。

 

事実上時数に余裕はありません。

これは、ある意味正解。

 

 

2.カリキュラムにないのにやるな!!問題

しかし

 

現在、小中学校の学校教育ではカリキュラムの中に

特別活動(年間35時間)

というものが位置付けられております。

以下が詳しいです。

 

第6章 特別活動:文部科学省

 

クラブ、委員会、運動会などの行事。

そして

 

学級活動!!

 

俗にいう

 

「学活」

 

ですね。

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「あ!そんなのあった!」と思われる方もいるでしょう。

ちなみに、文科省の指導要領「特別活動」では、その中にしっかりと「学級活動」が位置付けられていますよ。

第6章 特別活動

第2 各活動・学校行事の目標及び内容

    〔学級活動〕
1 目標

 学級活動を通して,望ましい人間関係を形成し,集団の一員として学級や学校におけるよりよい生活づくりに参画し,諸問題を解決しようとする自主的,実践的な態度や健全な生活態度を育てる。

 

例えば、目標に「望ましい人間関係を形成し」とありますね。

これについて

学級活動のお楽しみ会で「おにごっこ」をしたときを例にして考えよう。

 

男女関係なく、おにごっこで遊ぶ姿が見られるとすれば、その姿を認めます。時におおげさにほめます。そして、分け隔てなく接することの大切さ、つまり価値を伝えます。

逆に、差別するような姿が見られれば指導し、よりよいコミュニケーションについて伝えます。そして、リベンジできた姿を認めます。なんならほめます。

 

まあ、極端に言えば、教師の価値づけ次第で、学級活動の目標は「おにごっこ」だけでもいろいろと達成に近づけることができるわけです。

 

ちなみに、内容(高学年)についても少し触れてみましょう。

2 内容
  • 〔第5学年及び第6学年〕
  •  学級を単位として,信頼し支え合って楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるとともに,日常の生活や学習に自主的に取り組もうとする態度の向上に資する活動を行うこと。

 

もう説明は十分かもしれませんが、例えば「日常の生活や学習に自主的に取り組もうとする態度の向上に資する活動を行う」について。

 

  1. 自主的にお楽しみ会を企画し、鬼ごっこを行った。
  2. 言い争いなどが起き、泣いた子もいた。
  3. 次はルールをもっと考えてやりたい、と思った。
  4. 2回目は作ったルールでうまくいった。
  5. ただ鬼が増えすぎて終盤つまらなあった。
  6. 次は鬼の人数の決まり事を作った。

  ・・・

 

例えば、おにごっこひとつとっても、こうしたPDCAサイクルを回すことができる。

とうより、回し始める。人は自然と経験から学んでいく。

だから、その瞬間を、やはり価値づけし、今後につなげていけるようにする。

 

「今、みんなでルールを見直したから、楽しくできたんだよね。更に楽しくしていくにはどうしたらいいかな?」

 

こうした経験は、自分たちが行う学習(ここでいう学習は机上の勉強)のPDCAサイクルの獲得にもつながる。人生での失敗や経験を生かす生き方にもつながる。

 

つまり「お楽しみ会」で「日常の生活や学習に自主的に取り組もうとする態度の向上に資する活動を行う」については達成可能なのだ。

 

ここで、更に気付かれた方もおいでるでしょう。

先ほどの問題点である「時数が足りない!」という問題。

 

実は、特別活動は国語、算数の時間と同じように、必修として35時間とらなければならないのです。ですから「特別活動」を怠ることは「掛け算を教えずに学校生活を終えること」となんら変わりがないということになります。

 

ですから

「時数ないのになにやってんねん。カリキュラムにないやろが!」

と言われたら、上記の内容を説明すればよい。

 

3.余計なトラブルが起こるからやめろ!論

 

これ、意外と言われますね。

 

確かに、子ども同士ですから、トラブルは大なり小なり起こります。

 

いや、大はダメですね。

 

僕もいろいろ苦い経験があります。

 

もし、大きなトラブルが起こるとすれば、これは教師のマネジメントの問題で、これまであげてきた問題以前の話です。こうしたトラブルが起これば、その後の子どもたちにどんな影響があるかはわかりません。ですから、大きなトラブルが起こると考えられる場合は、絶対やらない方がいいと思います。

 

逆に小さなトラブルに関しては、これは「お楽しみ会」と関係なく、どこでも起こることです。教室で学習していても、起こるときは起こる。

 

例えば「〇〇さんが、タッチされたのに鬼にならずに逃げ続ける」という問題が発生するとします。

 

僕なら、こういう場合は、一度鬼ごっこを中止し、みんなを集め、ルールを確認し、〇〇さんと、全体、もしくは僕と約束を作って、再び鬼ごっこをします。そして、最後まで〇〇さんが頑張ることができれば、個人的に話をし、その頑張りを認めます。こうした経験を積み重ねて、子どもたちは「よりよい集団生活」ができるようになっていきます。

 

ですから、こうしたトラブルの対処を行う機会は、学級が成長するチャンスでもあるわけです。

「気になる子」のいるクラスがまとまる方法!

「気になる子」のいるクラスがまとまる方法!

 

 こうしたトラブル対応の本はたくさん出ています。

個人的には、赤坂真二先生のご著書を参考に学んできました。

 

さて、トラブルに関してですが

教師の出る場面をしっかり考えたうえで、行うこと。また、クラスが荒れていたり、人間関係がくちゃくちゃな状態で行うと、この「お楽しみ会」がきっかけで、更なるトラブルを起こしかねないので、気を付けなければいけないと思います。

 

4.それでもはかり知れない多くのメリット

上記のようなデメリットもありますが、正直言って、活動のデメリットはそのくらいです。強いてあげるなら、企画に時間がかかること、配慮を要する場合もある、などでしょうか。まあ、この程度のことは、どの教育活動でも同じですから、そんなこと言う人は教員としてどうなん?って感じです。

 

それを差し置いても、お楽しみ会を行うメリットは山のようにあります。そして、そのメリットを意識して価値づけすれば、どの活動も指導要領の目的に近づくと思いますよ。ここに挙げるのは、僕なりに指導のときに感じることです。

 

  • 子どもたちの自主性が高まる
  • 自己肯定感が挙がる
  • 規範意識が高まる
  • お互いを尊重できる
  • 公共心を育てられる
  • 公正、公平な態度を育てられる
  • 多様性に気付くことができる(得意、不得意に気付くことで)

 

まあ、まだまだありますが、たぶん200は行くので、もうきりがないです!!

 

もちろん、普段の学習でも意識しなければならないのですが「規範意識」などは体験を持って学ぶものなので、こういう機会は非常に重要です。

 

でもね、でも単純に

 

みんなで一緒に笑い合う

 

みんなで失敗する

 

みんなで挑戦する

 

それだけで、全然違います。

 

みんなが隣の人を認めて、その存在に感謝する。

幸福感がそれだけで高まっていくのです。

 

5.学力つかんやん!問題

 これは、もはや論破の必要がないでしょう。

だって、指導要領に位置付けられているんですよ。

 

 

でも

 

 

でもね、みなさん。

 

 

今一番、言われる要素はこれなんですよ。

 

学力が大事なのはわかりますけどね。

 

なんか、そういう考えが当たり前になっている現場になっているのです。

 

悲しいな。

 

そもそも、主体的に思考する瞬間があるのです。

経験や失敗が、学習に結び付けられることもあります。

 

もはや不毛すぎるし、この点を語りだすと止まらないのでカット!!

 

6.最後は担任次第

 

いろいろありましたが、結局のところ大事なのは

 

担任が「お楽しみ会」をどう位置づけしているか

 

ということですね。

 

無目的で、何も得られないような会を行っていれば、誰になんと言われようとその批判を受け止めるしかないです…。

 

しかし、指導要領に沿り、きちんとした目的があれば、大丈夫です!!

トラブルを学びにかえる「意識」があれば大丈夫です。

 

でも、教育の世界だって、いろいろクリーンじゃないことだってあるから、その辺はうまくやらないといけません。(意味深w)

 

当ブログを読んでくださったみなさんは、きっと学級活動について熱い思いを持っている方であること間違いなし!!ですから、皆さんの担当している子どもたちのためにも、是非よりよい「お楽しみ会」を実現してあげてください。

 

7.まとめ

お楽しみ会は メリットが多いく、カリキュラム上きちんと位置付ければ問題ない。人間関係の状態だけしっかり見極め、やる時期、タイミング、教師の出るタイミングなどを考えよう。

 

 

 

 

今日も、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

当ブログも、100記事目でございます。

 

今日まで、いろいろな記事を細々と書いてきました。

 

アクセス数が少し伸びたり、星がついていたりすることが、次の記事への活力になりました。

 

まずは、支えてくださった、全ての皆さまに感謝です。

 

今後も、この調子で細々と頑張っていきます。

 

ありがとうございました!

 

それでは次回に

 

こう、ご期待!!